トゥモローゲート株式会社/常識に囚われない価値観で、世界にきっかけを。大阪で一番面白い会社を目指す“ブラックな企業”。

トゥモローゲート株式会社

常識に囚われない価値観で、世界にきっかけを。大阪で一番面白い会社を目指す“ブラックな企業”。

「ブラック」な企業というとみなさんはどのようなイメージを持ちますか? 残業続き、給料の未払い、働きがいがないなど、世間的にはネガティブなイメージがあるのではないでしょうか。今回は社長自ら自社を「ブラックな企業」と呼ぶ、トゥモローゲート株式会社に突撃しました。
大阪の心斎橋にあるトゥモローゲート株式会社は、採用ブランディング事業とブリッジメディア事業をメインに、就活イベントや、関西の人事を集めた人事交流会なども開催している企業。会社のHPをはじめとして、オフィスから企業広告、社員のSNSのトップ画像まで「ブラック」な企業です。

トゥモローゲート株式会社 西崎 康平さんさん

西崎 康平さん
【Twitter:@koheinishizaki】 トゥモローゲート株式会社 代表取締役 最高経営責任者/さまざまな個性が混ざる黒色の会社/独自の哲学で採用の常識をぶっ壊す/これまで体験した仕事や働くや生きるためのヒントを呟く/世の中にきっかけを/世界一変わった会社を創る/福岡生まれ大阪在住 (Twitter bio欄より引用)

トゥモローゲートさんは本当にブラックな企業なのか?

―いきなりなのですが、トゥモローゲートさんって本当に「ブラックな企業」なんですか?

西崎:

はい。そうです。ただ一般的に言われているブラック企業とは意味が違いますよ(笑)。私たちにとっての「ブラック」はコーポレートカラーです。例えば、絵の具を想像してみてほしいのですが、何色もの色を混ぜると最終的には「黒」になりますよね。人の個性も色で表すことがありますが、赤や青、黄色といった様々な個性を持った尖った人を採用していく。そんな多彩なメンバーが集まって黒い会社を作っていく。それが、私がトゥモローゲートを起業した際に、このコーポレートカラーに込めた想いです「ようこそ、ブラックな企業へ」というキャッチコピーも、そうした背景から誕生したんですよね。
 今ではなかなか無いですが、まだ当社の認知度が低かったTwitterを始めた頃は、プロフィールに「ブラックな企業」と載せて投稿すると、「ブラックな企業の社長が何をいうてるねん」と、かなり批判をくらいましたね(笑)

―なるほど、一般的なブラック企業とは全然意味が違いますね(笑)。ちなみに起業されたきっかけとは何だったのですか?

西崎:

自分自身が就職活動をしていた頃の話になりますが、私もみんなと同じように有名な就職サイトを使って会社を探していたんです。そこには色んな会社があり、色んな就職先の選択肢がありました。でも正直、掲載されているどの企業を見ても、自分が将来働くイメージができませんでした。むしろ、「つまんないな」と思っちゃったんですよね。いくつか有名な会社をピックして、面接受けて、内定までいただいたりもしましたが、「たぶん毎日満員電車に揺られて、何年もかけて昇進していいとこ課長とか部長かな」みたいな想像をしてしまいました。そんな人生はつまんないなと思い、就活をやめちゃったんです。そこで思い至ったのが、一般的な「会社」というものとは180度違う面白い会社を自分が作ろう、という考えです。

―大学を卒業して、いきなり起業されたのですか?

西崎:

いえ、実はそうではないんですよ。当時は起業するにも何から始めるたらいいかわからなかったので、まずは起業するために最適な会社に就職するという道を選びました。会社の条件は3つ。一つ目は新規営業の仕事であること。二つ目が経営者の近くで仕事ができるということ。三つ目は、稼げる仕事であるということ。この3つに当てはまれば、業界業種はなんでもいいと考え、条件を満たしていたリクルート系の会社に就職しました。そこで5年間勤め上げ、その後トゥモローゲートを立ち上げたというかたちです。

―すごい決断力ですね。貴重な起業のきっかけを教えていただいてありがとうございます。

ドラクエ風のホームページ!合説で匂いにこだわる? ビジョンの実現に貢献する奇抜なアイデアとは。

―では、実際に今、取り組まれている事業や目的をお伺いしてもよろしいでしょうか?

西崎:

もともとの事業の始まりは、企業の採用活動に特化した「採用ブランディング」でした。採用に関することを任せてもらえたら、就活生や転職者に向けた面白いPRや企画を作って、デザインまでするよ。というような事業を行なっていたんです。ですが、最近は少し変遷してきていて、今は「採用は後からついてくるもの」だと考えています。つまり、人を集めたいなら、まず面白い会社を作る必要がありますよね?という考え方ですね。なので今では、採用活動だけでなく、もっと根本的な解決として魅力的な会社づくりをしていく「企業ブランディング」という領域の案件が多くなってきている状況です。
 面白い会社になるためには、経営理念が社会や社員に浸透されていたり、ビジョンに対して一枚岩になっていることが重要だと考えています。でも、実際に経営理念やビジョンを言語化できていたり、きちんと実現に向けて進んでいる会社は少ないんですよね。そこで私たちは「ビジョンマップ」というものを用いて、企業のビジョンを言語化し、アクションプランの提案などを行なっています。「自分たちのミッション・ビジョン・バリューはなんなのか?」また、さらにその言葉を定義づけしていき、いつまでにどう実現していくのかという定量的な目標設定をしていきます。そして、このマップを基準に事業づくりや、企画づくりという目標達成のための手段の設計をしていきます。この基準を満たさずに、小手先で企画をしても、軸がぶれてしまってその会社らしさが現れないんです。
 その「らしさ」を出した上で、いかに奇抜で面白い企画やPRができるかを私たちに任せていただいているんですよね。

―どんな企画があったのかとても興味が湧いてしまいました。いくつか企画の事例を教えていただいてもよろしいですか?

西崎:

例えば、和光電研様という電源装置を作っている会社の事例についてです。和光電研様は、某大手牛丼チェーンの電源装置を全て任されるほどの独自性や高い技術力を持っていながら、町工場というイメージから人がなかなか集まらないという課題がありました。そこで、私たちがご提案したのが、「働きたくなるような憧れの環境」を作ることでした。作業着を廃止し、オフィスのデザインもITベンチャーのような物に変えました。採用活動だけに目を向けていると、なかなかこういう本質的な課題解決をするのが難しいんですよね。もちろんPRも力を入れています。採用サイトは8bitでRPG風に作って、ものづくりやゲーム好きが多い理系出身者に刺さる企画にしました。ちなみに、ちゃんと主人公の名前を決めるところからゲームが始まり、アイテムを探し回って、ボスにも会いに行けるようになっていますよ(笑)

―かなり奇抜なアイデアですね。これはまさに面白い会社からしか出ない発想だと思います(笑)。 トゥモローゲートさん自身の採用企画もかなり面白いなあと思っているのですが、今までに取り組まれてきたことをいくつか教えていただいてもよろしいですか?

西崎:

ありがとうございます。そうですね。「面白いことしてくれそう」と感じてもらうために、私たち自身の見せ方にももちろんこだわりを持っています。例えば、御堂筋線のなんば駅の柱をジャックして広告を掲載したり、合同説明会に出展した際は会場で用意されたパーテーションを使わず、自社で発注した真っ黒な壁でコーポレートカラーを一面にだしたり。最近では、視覚聴覚だけはなく嗅覚への刺激というアプローチでトゥモローゲートらしい匂いを作っていこうと考えていますね。

―この合同説明会の写真、Twitterで拝見しました!SNSでの知名度もかなり上がってきて、今後の展望に注目が集まってきていますね。

GoogleやAppleを超える!?トゥモローゲートのビジョンとは!?

―ここでトゥモローゲートさんのVisionを教えていただいてもよろしいでしょうか?

西崎:

先ほどあげた通り、私たちは「ビジョンマップ」を用いて事業づくりや企画づくりをしています。これは、私たちトゥモローゲートにも当てはまります。
 私たちのミッションは、『世の中にきっかけを。』そして、ビジョンは、『世界一変わった会社で、世界一変わった社員と、世界一変わった仕事を創る。』です。でも、ちょっと抽象的でまだイメージ湧きにくいですよね。特に「変わった」とか「面白い」って人によって捉え方は様々。だから、これを私たちは 「ささる」「あがる」「ひらく」の3つの言葉で定義しました。
 まず、「ささる」とは心に突き刺さるということ。そして、それをもっと具体的に「涙が出る」「喜ぶ」「びっくりすること」など10項目に細分化し、この中で5項目以上を満たしたことしかしないと決めてるんです。これが定性的な指標ですね。次に、「あがる」。つまり、コンバージョンや売上などの成果が上がるかどうかという定量的な指標です。それらに組み合わせて、顧客の新たな扉を「ひらく」。まさに「トゥモローゲート(明日の扉)」を開くことを大切にしているんです。全ての事業や企画はこの基準を満たしたものしか実行しません。先ほども申し上げましたが、こういったビジョン・ミッションを基準にした企画をしないとトゥモローゲートらしくないし、ぶれてしまうんですよね。
 今、世間の方々に世界で一番変わった会社は?と聞くとほとんどがGoogleやAppleと答えるんですよね。今すぐにそういった企業にならぶことは難しいかもしれない。なので、まず中期目標5箇年計画を立てています。それが、「大阪で一番面白い会社を作る」というのものです。この目標にもまたいくつもの達成すべき要素があります。これらを確実に達成していくため、やることの全てに意味がある。変わったオフィスも変わった社員のTwitterも全てこれらの目標に繋がっているんですよね。

―ありがとうございます。奇をてらった小手先のデザインではなく、全てに意味があるというのは、なかなか簡単にはできないことですよね。それらを実行していく社員さんにはどのような方がいらっしゃるんですか?

西崎:

現在18名いますが、基本的にはキャラが立ってる面白い社員が集まっていると思いますね。様々な経験を経て転職してきた中途採用の社員が半分以上なのもその理由かもしれません。

ブラックな企業の考える就活論に迫る

―では最後に、採用に深く関わられているトゥモローゲートさんの考える就活で押さえておくべきポイントとは何なのでしょうか?また、西崎さん自身はどのような学生を採用したいとお考えですか?

西崎:

まず、いい会社悪い会社というのは、人によって違うと思っています。重要なのは目的に対して最短距離の選択かどうかということです。私がもともと勤めていた会社は午前9時から深夜まで働くことも多くあったので、捉えようによってはブラック企業と呼ばれるかもしれません。しかし、当時の私はそれに違和感がなかったんですよね。私には目的があり、やりたいことがあり、もっとその先を見ていたからだと思います。なので、目的ややりたいことをシンプルでいいから考えてみることがまずは大切かなと思います。こんな社会やこんなサービスを作りたいなどの具体的なものじゃなくても、今やりたいことを言葉にしていけばいいんじゃないのかな。無理に大層な目的を考えなくてもいいんです。
 その上で私が採用したいと考えている学生さんは2つの要素があって、一つ目は何かに尖っていること。私たちの会社は一芸に秀でた社員が多いんですよね。それこそ、いろんな色を集めたいと思っているので。二つ目はトゥモローゲートのファンであることですね。今の時代に逆行しているかもしれませんが、私は仲間と一緒にずっと働きたいので、辞めさせたくないんです。だからこそ本当にトゥモローゲートのファンな人と共に働きたいなと思っています。
あ、ちなみに私のTwitterにもっと具体的な評価基準は載せているので、ぜひ見てみてください。

―評価基準まで載せてしまってるんですか!その基準に寄せにくる学生が出てきてしまっても大丈夫なんですか?

西崎:

むしろ寄せるなんてウェルカムです。私たちの求めることを学んできてくれる。力をつけてきてくれることは会社にとってプラスでしかない。逆になんで他の会社さんは公開しないんだろう?って感じですね(笑)。

―確かに!本当に面白い取り組みばかりですね。。ぜひ大阪で一番面白い会社という目標そして、その先にあるビジョンを実現していただきたいです!本日はありがとうございました!

〜編集後記〜
ワクワク働くために、今の就活生は理念やビジョンと自分のビジョンのマッチング具合をよく確認してから入社の意思決定する就活生が増えている。その流れを受けてか、最近では理念やビジョンを前に押し出して採用の活動をする会社が増えてきているなと感じていた。その結果、面白いビジョンを描く会社がとても増えたようにも思う。しかし、実際にビジョンと連動する事業をしている会社はどれだけあるだろうか。そんな疑った目で、世の中の企業を見てきた僕にとってトゥモローゲートさんとの出会いは衝撃だった。会社のビジョンの実現に向けて社長が先頭に立って動いている。そこに引っ張られて社員一人一人の個性が混ざり合い、ずっと働き続けたくなる最高にブラックな企業。それがトゥモローゲート株式会社だ。

MISSION

世の中にきっかけを。

これまでにない切り口から「面白い」を発想の原点に、関わる人すべての「新しい明日」をつくるきっかけであり続けたい。そんな想いがトゥモローゲートという社名に込められています。クライアントと共にきっかけの種を探り、その種を育て、咲かせる。トゥモローゲートという存在を通して一つでも多くのFun(面白い)を一つでも多くのFan(共感者)に届け続けることが私たちの使命です。

VISION

世界一変わった会社で、
世界一変わった社員と、
世界一変わった仕事を創る。

トゥモローゲートにとって「変わってる」と言われることは最高の褒め言葉。私たちはいままでにないを生み出す会社です。それはだれも見たことがない、聞いたことがない価値を生み出すということ。変わっていなければ駄目なんです。弊社はこれまでにない価値観×これまでにないタイプの社員×これまでにない高い志=これまでにない世界一面白い価値を生み出す企業を目指します。

Company Profile

社名
トゥモローゲート株式会社
設立
2010年4月1日
代表者
代表取締役 西崎 康平
資本金
1,000万円
従業員数
22名(2019年9月末時点)
事業内容
【採用ブランディング事業】
・採用戦略の企画立案、ブランドコンセプト設計
・WEBデザイン、パンフレット制作、採用動画制作などの広告制作
・採用コンサルティング及びアウトソーシング業務

【ブリッジメディア事業】
・無料求人媒体「WORKEY」の運営
・メディアシステム開発、アプリ開発業務

【就活イベント事業】
・スカウト型イベント「就活AFTER FIVE」の企画運営
・学生向け就活イベントの企画開発

【人事交流会運営】
・人事活性化セミナー「関西人事交流会」の運営
・最終選考学生シェア「裏口入社」の運営
本社住所
【大阪本社】 〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋1-6-32 アニーズビル2階
電話番号/FAX
TEL.06-7167-3950 FAX.06-4708-3636
会社URL
http://tomorrowgate.co.jp