株式会社エムステージ/医療のあらゆる課題に向き合い、 持続可能な医療の未来をつくる。

株式会社エムステージ

医療のあらゆる課題に向き合い、 持続可能な医療の未来をつくる。

「すべては、持続可能な医療の未来をつくるために」というビジョンを掲げ、医療の世界に様々なサービスを提供する株式会社エムステージさん。持続可能な医療というキーワードには、どのような想いが込められているのかお聞きしてきました!

株式会社エムステージ 田中 宏典さんさん

田中 宏典さん
新卒で医療機器メーカーに就職し、インターネットの可能性を感じ楽天に転職。その後、医療経営に携わる仕事がしたいという想いからエムステージに入社。2016年4月より医師紹介事業部の事業部長を担当し、2019年10月よりエムステージマネジメントソリューションズの代表とエムステージホールディングスの経営管理部長を務める。

医療の世界に変革をもたらす3つの事業

―本日はよろしくお願いいたします!「すべては、持続可能な医療の未来をつくるために」というビジョンを掲げていらっしゃいますが、今の医療にはどのような課題があるのでしょうか?

田中:

たとえば日本の病院の約4割が赤字という問題があります。これは驚くべき数字ですよね。国が財政赤字の状況から、度重なる診療報酬の改定や制度の変更を行って社会保障費を抑制しており、病院経営は厳しくなっています。

医師に目を向けると、過酷な長時間労働によって疲弊している問題もあります。また世間では医師不足と言われていますが、働きたくても働けない医師も少なくありません。医師本人は働きたいという意思があっても、家庭の状況、ライフステージの変化に伴い、現職での働き方が継続できずに現場を離れざるを得ないことがあるんです。

他にも医療の世界には様々な問題がありますがこういった課題をひとつひとつ解決し、持続可能な医療を実現したく、エムステージはいくつかの事業を行っています。

―具体的にはどのような事業を行っているのでしょうか?

田中:

大きく分けて3つあります。

1つ目は医師の紹介事業、つまり医師と病院を繋ぐサービスです。先程も申し上げた通り、無理な勤務体制に疲弊の声を上げる医師は少なくありません。また医局派遣制度によって、自身の目指すキャリアとは異なる環境で働く医師もいます。そういった医師に対して「イキイキと働ける職場環境」を紹介しています。また週2~3日の勤務、時短勤務といったライフスタイルに合わせた働き方として、非常勤でも活躍できる勤務枠をつくりライフステージに合わせた働き方を支援しています。出産や育児など様々な理由で働きたくても働けない医師を減らすことが、医師不足改善に向けた一手になり、医師不足に悩んでいる病院の支援にもつながっています。

―医師は特別な職種だと思ってしまいますが、他の職種と同じように、その人にあった働き方が大切なのですね。

田中:

はい。弊社は創業当時からアルバイト領域にも力を入れています。医師のアルバイトというと意外かもしれませんが、実は医師の約6〜7割はメインの職場を持ちつつ別の医療機関でアルバイトをしています。メインの職場の研究日(論文執筆や大学で研究などをする日)に別の病院でアルバイトをすることで、メインの職場ではできない経験をしたり、収入を補ったりしています。弊社の創業当時は医師がアルバイトを探す際には紙媒体しかなかったので、医師のアルバイトに特化したWEBメディアを日本で初めてつくりました。

このメディアによって、医師と病院に継続的な関係が生まれ、突発的な医師不足の際に医師をアルバイトでアテンドできるなど、医師と病院の両者のニーズに応えることができるようになったと思います。

―2つ目の事業は何でしょうか?

田中:

2つ目は産業医派遣のサービスです。企業によっては産業医を導入することが義務となっていますが、あまり機能していない企業もあります。実際に医師の名前を借りているだけという状況もよく見られます。この背景としては、産業医を求める企業のニーズに対して企業で活躍できる産業医の絶対数が足りていないという事が挙げられます。「産業医の免許を持っているが、企業での産業医活動の実務経験が無い」という医師に対して、産業医として活躍するために必要なノウハウや知識を得られるよう支援をしています。

ただ紹介するだけでなく、産業医がその企業の中でしっかりと機能するようにコーディネーターを派遣してサポートも行っています。

―今の時代、健康的に働くことがとても重要視されていますよね。

田中:

おっしゃる通りです。一方で、働く人の健康面に関して困っている企業が多いのも事実です。「イキイキ働く人々」と「産業医として活躍したい人」をどちらも支援して、企業の産業保健活動をサポートするサービスです。

―3つ目の事業は何ですか?

田中:

3つ目は、病院経営支援事業です。約4割の病院が赤字とお伝えしたように、経営があまり上手くいっていない病院もあります。病院は今までは「医業」中心に運営を考えていけば成り立っていましたが、これからは「医業」と「経営」のいずれも重視した運営を行っていく必要があります。実際に、質の高い医療を提供している病院でも経営が成り立たなくなり、廃院になるといった事態も増えてきています。

病院の存続は、その地域に住んでいる人にとって生活の利便性に直結します。そこで弊社では病院の経営面でのサポートをするため、必要な人材をマッチングするなどの支援を始めました。

すべてが持続可能な医療の実現につながっている

―「すべては、持続可能な医療の未来をつくるために」というビジョンについて教えてください。

田中:

このビジョンは、これまでご説明したすべての事業の大目的です。

医師が不足していては質の高い医療を提供することはできません。また医師がいてもイキイキと働いていなければ、医療を安定して提供し続けることは難しいと思います。医師に対するキャリア支援を一貫して行い、イキイキと働ける環境を探す支援をする。職場を離れざるを得なくなった医師に対して活躍できる医療機関をマッチングする。働く医師に対しても、採用する医療機関に対しても、弊社のサービスは「持続可能な医療」を提供するために重要な役割を担っています。

また、しっかりと役割を果たせる産業医を企業に紹介することは働く人の健康サポートにもつながります。その結果、医療費の削減や企業の生産性が高まるので、直接的にも間接的にも日本経済の成長を促すことが期待できます。

病院の経営支援も、地域にとって必要な病院が生き残っていけるように、住民が適切な医療を受け続けられるように、という目的で行っています。

―たしかに、すべての事業が持続可能な医療の実現に繋がっていますね。このビジョンはいつ頃にできたものですか?

田中:

創業当初は医療現場における人の問題にフォーカスしていたこともあって、「人からつくる医療」というビジョンでした。しかし事業展開と会社の成長と共に日本社会のより大きな課題がみえ、人だけでなく医療現場全体にコミットしていくために現在のビジョンに変えました。

―社員の皆様はこの理念をどのように意識しながら働いているのでしょうか?

田中:

6つの行動指針があり、仕事をする上で意識しています。具体的には、オーナーシップ、イノベーションリーダー、チームスピリット、スペシャリスト、アクション、ハイパフォーマンスというものです。それぞれ簡単にまとめると、

 

・オーナーシップ:責任感、自律性をもって、当事者意識を忘れずに取り組もう!

・イノベーションリーダー:変化に対応し、社会の流れに敏感でいよう!

・チームスピリット:同じ目標に向かって、ステークホルダー含め共創し成し遂げよう!

・スペシャリスト:頼れるパートナーとなるために深い見識を持とう!

・アクション:やらざるを否定、とことんやり抜こう!

・ハイパフォーマンス:効率を高め、一人当たりの生産性を意識して高めよう!

 

これらは5〜6年前に事業を大きくしていくタイミングでつくったもので、人事評価の基準にもなっています。

誰もが「質の高い医療」を受けられる世の中を目指して

―今後の方向性やビジョンを教えてください。

田中:

昨年10月にホールディングス化し、今後加速する事業展開を見据え事業ごとに分社化しました。これは事業ごとの必要な資本やパートナーを集め、意思決定を早めるためにも必要なことです。事業ごとに持続可能な医療の実現に向かって、より一層力を入れていきたいと思っています。

―この先、どのような未来になっていったらいいと思いますか?

田中:

「質の高い医療」や「地域の医療」がこの先もずっと残っていけるような社会になればいいなと思っています。私たちが思う「質の高い医療」とは、医療のレベルが高く、患者さんに寄り添った医療です。医療の格差をなくし、都心、地方関係なくどこの病院を訪れても、等しく高品質な医療が受けられるようになればと思っています。

―最後に、どんな仲間と一緒に働きたいか教えてください。

田中:

世の中に対してアンテナを張って情報をキャッチできる人です。行動指針にも基づいていますが、その情報の本質がどういうことかを考え、自らの行動に落とし込める人がいいです。医療とは幅広く、最先端の技術や介護、地域との関わりも密接なので、常に世の中にアンテナを張っていてGPS機能がついている人がいいねと話をしています。

また特に医療の知識がない人でも、医療に興味があり医療に関わりたいという人であれば、専門的な知識をつけるバックアップ体制は整っているので問題ありません。私自身もお世話になった方が医療に携わっていて興味を持ったことが理由の1つで、今この会社で働いています。

―その他にも、新卒の人に求めることがあれば教えてください。

田中:

社会に出るときにあることに明確な興味をもっていて、自分でよく考えて行動できる人です。また明るく積極的に仕事を楽しめる人がいいですね。当たり前のことかもしれませんが大切なことだと思います。

―私も、興味のあることに対して積極的に動いていこうと思いました。
本日はお忙しい中本当にありがとうございました!

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VISION

すべては、持続可能な医療の未来をつくるために
Sustainable medical care.

私たちが当たり前に享受している医療の恩恵。
それは、医療従事者たちの献身的な活動によって支えられています。
しかし今、人材不足や医療機関の経営危機、医療費の増大が、
私たちの安心・安全を脅かしています。

エムステージが目指すのは「持続可能な医療の未来」をつくること。
誰もが健康で安心して働ける職場をつくる。
医師が自由に能力を発揮できる働き方を提案する。
医療機関の採用力と経営力を実直に育てる。

私たちのすべての活動が、明るい医療の未来に繋がることを信じています。

行動指針

【オーナーシップ】
強い情熱と責任感を持って取り組む姿勢、与えられた職務やミッションに対する自律性、経営に対する当事者意識を持とう。

【イノベーションリーダー】
変化に対応しながら変貌を遂げていく企業だけが生き残れる現代において、イノベーションを創造するリーダーの存在は不可欠。ビジネス知力の向上をイノベーションリーダーの必須要素と捉え、社会の流れに敏感でいよう。

【チームスピリット】
社員に限らず、同じ使命、志を持つもの同士が多様性を活かし、真摯に議論できる環境は企業に競争力を与える。共創により成し遂げられることで得られる、大きな歓びを大切にしよう。

【スペシャリスト】
事業領域である医療分野において頼れるパートナーでいるためには、特定領域での深い見識が必要である。 医療経営士の資格取得を通じて、スペシャリストとしての自覚と誇りを持ち続けよう。

【アクション】
どんなに素晴らしいアイデアや戦略も、実行してこそ形になる。行動した上の失敗よりも、やらざるを否定する。 数字も行動も、やると決めたことをとことんやり抜くマインドとスピードを重視しよう。

【ハイパフォーマンス】
サービス価値の向上は社会を豊かにし、生産性の向上は私たち社員の生活をより豊かにする。 1人当たり売上高を全社員が注視し、効率的な行動や価値創造を追及しよう。

Company Profile

社名
株式会社エムステージ
設立
2003年5月
代表者
代表取締役 杉田雄二
資本金
6,250万円
事業内容
医師向け人材総合サービス(厚生労働大臣許可13-ユ-010928)
医療機関向け採用支援
企業向け健康経営支援
本社住所
東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 5F
電話番号/FAX
(MHR事業部)TEL 03-5437-2950/(産業保健事業部)TEL 03-6697-1660
会社URL
https://www.mstage-corp.jp/
拠点

東京・札幌・仙台・大宮・名古屋・金沢・大阪・広島・高松・福岡・那覇

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