株式会社MATCHA/日本の魅力を世界へ届けることで、 日本の素晴らしい文化を残していきたい。

株式会社MATCHA

日本の魅力を世界へ届けることで、 日本の素晴らしい文化を残していきたい。

日本人から見た日本と外国人から見た日本とでは、同じ国でもまるで違う国のように見えるでしょう。日本を客観視したからこそ見えてくる「日本の良さ」を伝え続けている、株式会社MATCHA 代表取締役の青木優さんにお話をお伺いしました。

株式会社MATCHA 青木優さんさん

青木優さん
株式会社MATCHA代表取締役。明治大学国際日本学部卒。旅が好きで、世界一周をした経験を持ち、自分の経験を活かした訪日観光メディア「MATCHA」を運営している。

その国、その人にぴったりの情報を発信する

―本日はよろしくお願い致します。早速ですが、貴社の事業内容について教えてください。

青木:

「MATCHA (https://matcha-jp.com/jp/)」という訪日外国人観光客向けに日本の魅力を紹介するメディア運営や、企業や省庁、自治体の対海外のマーケティングの支援をしています。もう少し具体的に言うと、クライアントさんの旅行者に対して、旅行の魅力や情報を届けるといったお手伝いを行っています。

―訪日外国人観光客向けメディアの運営におけるこだわりや強みはどういったところにあるのでしょうか。

青木:

ひとつは、MATCHAには外国籍の社員が多く在籍しているため、外国人目線で情報発信ができる点ですね。一口に日本を訪れる外国人といっても、訪れたことのある回数や日本についての知識にかなり差があるんです。たとえば、台湾の方はとても頻繁に日本を訪れていることが多いので、下北沢の古着屋さんといったニッチな情報を求めています。一方、メキシコやアルゼンチンから日本に来る方は、多くが初めてなので、メジャーな観光地の情報を欲しています。こういった様々な旅行者のニーズに細かく対応できるというのはMATCHAならではだと思います。

青木:

もうひとつは、現地で取材をしてコンテンツをつくっているので、情報がリアルだということ。今は便利な時代なので、調べればそれなりの情報にアクセスできるので、実際に現地に行かなくてもそこそこの情報発信はできます。しかし、行ってみないとわからないことがたくさんあるんですね。そもそも訪日外国人観光客を受け入れる準備ができていない場所もあります。自分たちらしい切り口でコンテンツをつくっていかないと日本の真の良さを伝えることはできないと思っています。

また、メディア内には文章の全てに日本語のふりがなをふった「やさしい日本語」版も設けています。日本に興味がある方が、日本を知るだけでなく、日本語を学ぶことにもつながればいいなと思っています。実際に、日本にいる外国人、海外で日本語を学んでいる外国人、また、日本語教師の方々が教材として使用してくださっています。

サイト下部の言語選択で、「やさしい日本語」を選択。
サイト下部の言語選択で、「やさしい日本語」を選択。

すると、すべての漢字にふりがながついたページに切り替わります。
すると、すべての漢字にふりがながついたページに切り替わります。

世界一周の経験から見えてくる「にほん」とは?

―このような事業をしようと思ったきっかけを教えてください。

青木:

自分が明治大学の国際日本学部に通っていたのですが、この学部は日本の文化を学問として学んで、世界に発信できる人を増やすというコンセプトだったので、日本を客観視する機会がたくさんありました。ある授業の中で教授が、日本の文化は世界で流行っているけれど、それをビジネスにしている人はいないという話をしていて、そこにチャンスがあると感じたんです。その時、ちょうど世界一周に行くと決めていていたタイミングだったのもあり、日本の文化が世界にはどう伝わっているのかを見ながら旅をしようと決めました。

―世界一周ですか!どのような旅だったのですか?

青木:

たしかに、海外には熱狂的な日本のファンがたくさんいました。しかし、そこに日本人の姿がないという現状で、まだまだ日本人が世界で活躍する可能性はあると感じましたね。そして、その時、自分自身が日本のことを説明できないということにも気づかされました。

そこで、帰国後は日本各地を周りました。すると、地域ごとの良さがたくさんあるにも関わらず、過疎化などが原因でその貴重な文化が衰退している現状に出会いました。このような日本の各地に存在する素晴らしい文化を5年後、10年後に残したいと思ったのが起業のきっかけです。また、自分の師匠だと思っている方に、起業するなら、「これからの時代」と「自分が好きなこと」と「できること」の重なることをした方がいいと言われました。その当時は、「これからの時代」として、東京オリンピックが決まり、日本を外に出していくという時代の流れがちょうど高まった時期でした。また、「できること」という点では、学生時代から運営していたブログが浮かびました。世界一周の体験などを書いていたのですが、読者の方の中に実際に旅に出る人もいたので、これは自分の特技かもしれないと思い、いまの事業で起業に踏み切りました。

ビジョンやミッションに国籍は関係ない。

―貴社のビジョンやミッションについて詳しく教えてください。

青木:

私たちは「日本の価値ある文化が、時代とともに残っていく。」というビジョンを意識しながら「すべての人の期待を超える、日本での体験をつくる。」というミッションを掲げて働いています。「MATCHA」があるからこそ、日本での体験が最高だったという声をたくさんつくるため、日本の魅力的な文化を紹介し、海外にも日本の文化が広がる流れをつくりたいと思っています。

―多国籍な社員の皆さんが在籍する中での、ビジョン、ミッションに対する共通認識や、組織づくりの仕方を教えてください。

青木:

ビジョン、ミッションに共感していることが採用の前提になっていますし、日本が好きで、日本を大事に思っている人が自社の社員になっています。たしかに、MATCHAには外国人社員が多いですが、仮に日本人でも、他者を100%理解することは難しいと思っているので、特に日本人、外国人とで何かを分けていることはありません。ただ、食や勤務形態といった、その国の文化や慣習は気を付けています。たとえば食でいうと、イスラム教の宗教行事である「ラマダン」を行う社員や、「ヴィーガン」の社員がいます。勤務形態でいうと、就業時間ぴったりに退社する文化もあるので、就業時間ギリギリにミーティングを設定しないように気を付けています。自分たちがされたら嬉しいことをし、日本での当たり前を無理強いせず、ダイバーシティな会社づくりを心がけています。

日本の魅力を届け、
日本を訪れるきっかけに。

―今後のビジョンについて具体的に考えていることはありますか。

青木:

いま現在、「MATCHA」は旅行前に使ってもらうことが多いのですが、これからは旅行をしている間にも使ってもらえるような機能を高めていければと思っています。「旅マエ」だけでなく、いかに「旅ナカ」にも見てもらえるかということです。また、日本を旅行したいという人だけではなく、「MATCHA」があったから日本に旅行に行きたくなったとか、行くことを決めたなどという人が増えるようなマーケットをつくっていきたいですね。それくらい日本の魅力を届けたいと思っています。

―最後に、今後どんな仲間と一緒に働きたいですか?

青木:

会社の目指している方向性に共感してくれることは第一ですね。また、様々な国の人と働くので、自分の正解が必ずしも正解とは限らないということを理解していることが、とても大切になります。ほかの人の大事にしていることをちゃんと肯定できる人や、悲観的ではなく、ポジティブに自分で生み出していこうとする人と一緒に働きたいと思っています。

―MATCHAさんのこだわりが伝わってくるお話でとても楽しかったです!本日は本当にありがとうございました!

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VISION

日本の価値ある文化が、
時代とともに残っていく。

日本には素晴らしい文化が沢山あります。日本食、日本酒、伝統工芸、建築物など、地域ごとに異なる特色があります。しかし、現状では、商業の均質化、過疎化や人材不足により、日本のいいものがすごい勢いで無くなっている。そして、その多くを、私たちは知りません。

私たちは、Webや映像を用いることで、日本の各地域の良さを、世界中の人に伝えることができると考えています。伝えることで人を動かすことができる。人に届けることで、日本のよさを時代とともに創っていけると考えています。

日本の可能性は東京だけでなく、都道府県すべてにあり、私たちはそこに価値を見出していきたい。いいものが人に伝わり、時代とともに残っていく。私たちは、そういった事業をすすめていきます。

MISSION

すべての人の期待を超える、
日本での体験をつくる。

MATCHAという訪日観光プラットフォームがあることで、日本に行きたいという人の後押しになりたい。そして、日本に来てよかった、好きになった、また行きたいという声を増やしていきたい。すべての人の期待を超える、日本での体験をつくっていきます。

VALUE

Think Visionary 理想から考えよう

どんなときも理想から考え、誰もやってこなかったことに挑戦します。

Co-Creation 共に創ろう

全員の強みを共有し、社内外との掛け算により新しい価値を創造します。

Be Professional プロ意識を持とう

一人ひとりがリーダーシップと責任感を持ち、各分野のプロフェッショナルとして、常にベストを尽くします。

Company Profile

社名
株式会社MATCHA
設立
2013年12月3日
代表者
代表取締役 青木 優
資本金
117,114,852円
事業内容
訪日外国人観光客向けWebメディア「MATCHA」の運営 / 企業や自治体のインバウンド対策のパートナー
本社住所
〒111-0034 東京都台東区雷門1丁目4-4 ネクストサイト浅草ビル 5F
会社URL
https://company.matcha-jp.com

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