株式会社エアークローゼット/自分に合う新しい洋服との出会いで、人生に『ワクワク』を増やしてゆく

株式会社エアークローゼット

自分に合う新しい洋服との出会いで、人生に『ワクワク』を増やしてゆく

「“ワクワク”が空気のようにあたりまえになる世界へ」というビジョンを掲げ、スタイリストが洋服のコーディネートを提案するパーソナルスタイリング事業を中心に行っている株式会社エアークローゼットさん。クローゼットが洋服でいっぱいの私にはとても魅力的なサービスで、取材がとても楽しみでした。どのようにしてお客様を『ワクワク』させるサービスを提供しているのか、お話を伺いました。

株式会社エアークローゼット 天沼聰さんさん

天沼聰さん
株式会社エアークローゼット代表取締役社長 兼 CEO。イギリスの大学でコンピューター・経営を学び、帰国後、アビームコンサルティングに入社し、教育系・官公庁系のIT・戦略コンサルに携わる。2011年、楽天株式会社に転職し、海外13拠点をとりまとめるグローバルマネージャーとして活躍。2014年10月に『airCloset』のサービスを立ち上げる。

パーソナルスタイリングと実体験で、
自分に合った洋服に出会ってもらいたい

―本日はよろしくお願いします。洋服のレンタルサービスを中心に3つの事業を行われていますが、それぞれの事業内容について教えてください。

天沼:

まず、ひとつ目は『airCloset(エアークローゼット)』というメインのオンラインファッションレンタルサービスをしています。ふたつ目が、『airCloset×ABLE(エアークローゼットエイブル)』という名で表参道・原宿エリアに実店舗を設けてレンタルサービスを展開しています。そして最後に『pickss(ピックス)』というECに近いサービスがあり、こちらは新しい洋服を自宅で試着後に購入していただくサービスです。

天沼:

それぞれ内容の異なるサービスですが、この3つのサービスには共通項があります。それは、パーソナルスタイリングというものです。私たちは、お客様一人ひとりが自分に合ったお洋服に出会っていただきたいという想いがあるので、どのサービスにおいてもプロのスタイリストがその人に合うお洋服をご提案させていただいています。スタイリストからのご提案を気に入ったら、レンタル・購入するという、パーソナルな視点をとことん大切にした新しいスタイルのレンタルおよびECサービスだと思います。

また、「ライフスタイルをより豊かにしたい」という想いから、洋服を着たときの実体験も大切にしています。そもそもレンタルサービスという手段をとっているのも、自分に合う可能性のある洋服をたくさん体験して試してもらいたいからです。『pickss』においても、購入する前段階の試着というプロセスが非常に重要だと思っています。

―たしかに、レンタルやECサービスで、パーソナルスタイリングや実体験ができるのはすごいですね。とても便利な気がします。エアークローゼットさんの一番の強みは、やはりこの2点になってくるのですか?

天沼:

私たちのサービスで明らかに違うのは、日本で初めての普段着に特化したお洋服のレンタルサービスを行っているということです。これまでも服のレンタルサービスというのはあったんです。たとえば、ウエディングドレスとか何かの衣装とか。ただ、普段着ということでは初めての試みでした。いまでは、他社様もサービス展開していますが、大きく異なる点は中心に何を置いているかという点です。『airCloset』ではレンタルサービスは手段として用いているだけで、中心にパーソナルスタイリングや実体験というものを置いて、お客様に新しいお洋服に出会っていただくという価値を提供しているということが特徴的だと思っています。

―お客様に合ったお洋服はどのようにして選んでいるのですか?

天沼:

サービスにご登録していただくときに、様々な質問にお答えいただいています。本来はこういった登録時の質問は短い方がいいのですが、あえて私たちはお客様のことをたくさん知ることで、スタイリングがよりお客様の人生にとって意味のあるものになるようにしたいと思って少し長めの質問を行っています。たとえば、好きなファッションのテイスト、サイズ感、ライフスタイル、悩み、といったあらゆることをお聞きしています。その結果をもとにスタイリストさんが3着ずつスタイリングし、お客様に実際に試していただきます。その感想をスタイリストさんにフィードバックしていただき、次のスタイリングに生かしていくという流れです。やりとりはすべてデジタルデータで行うので情報もしっかりストックされ、スタイリングとフィードバックを繰り返していくうちに目指すスタイルにどんどん近づいていきます。

ワクワクする時間が増えると、
ライフスタイルが豊かになる

―創業のきっかけを教えてください。

天沼:

当時3人で起業しようと思った時、具体的なサービスよりもまず人々の「ライフスタイルを豊かにしたい」という想いがありました。そこで、どんなサービスを提供したらいいのか話し合う中で、自分のライフスタイルの豊かさは誰かが決めるものではなく、自分自身で決めるものなんだろうなという事になったんです。人が生活の中でワクワクする時間が増えたら、その人のライフスタイルは豊かになるのではないかと思いました。次に、ワクワクする時間を増やすにはどうすればいいかを考えました。議論の末、新しい服との出会い、そして、自分に合った服を着ていれば一日の中にワクワクする時間が増える。このように考え、今の事業を始めようと思いました。ですので、ただ洋服を届けるのではなく、洋服が届くところから、スタイリストさんとのやりとり、そして洋服を着て街を歩くまでのすべてがお客様をワクワクさせる体験だと思って、サービスの価値を高め続けようと改善を行っています。

―創業期からこれまでにおいて、思い出深いシーンはありますか?

天沼:

いまだに嬉しいのが、創業した当時、サイトをオープンしたときのことです。やっとの思いでサービスリリースまできたのですが、サイトをオープンするやいなやアクセスが集中しすぎてサーバーがダウンしてしまったんです。もともと想定していたサーバーの状態だと受け付けられなくなっていたんですね。サイトを再オープンするまでに10日はかかるという状態で寝ずに準備をしていたある日、お客様から一通のメールが届きました。「あなたたちがやろうとしていることと、あなたたちが作ろうとしているサービスは、日本のすべての女性を応援するサービスになるから、大変だとは思うけれど頑張ってください。楽しみにしています。」という内容でした。これには感動して泣いてしまいましたね。これは、お客様が私たちのビジョンに共感してくれたからこそのメッセージだと思うので、コアの部分は間違っていないんだと改めて自信を持つことができました。

“ワクワク”が空気のようにあたりまえになる世界を目指し、仕事の細部に想いを宿す

―ビジョンについて教えてください。

天沼:

私たちの会社のビジョンは「“ワクワク”が空気のようにあたりまえになる世界へ」というものです。サービスの話を色々としましたが、ワクワクする時間を増やすということが私たちの目指す所なので、ビジネスモデルはあくまでひとつの手段ですね。また、ビジョンの実現を見据えサービスを提供するときは、お客様の体験に共感するということがとても大事になってきます。私たちも事業を進めていく上でその共感を大切に、あらゆる仕事において「想いを細部に宿そう」と考えています。そのためには、社員という仲間のビジョンへの共感が必要です。ビジョンに共感していれば、自分にとっての仕事の意義を理解することができるので、一つひとつの仕事に本気で向き合うことができますし、結果としてお客様にも良いものを提供できると思います。実際に、私も自分の中で仕事の意義が腹落ちしているので、仕事がきついと思うことはあるのですが、しんどいとかつらいと思った時はないんですよ。

―エアークローゼットさんには、『9Hearts』という行動指針もあると思うのですが、そちらについて教えてください。

天沼:

『9Hearts(ナインハーツ)』とは、社員が働くうえで心がけている行動指針です。実はビジョン、ミッション、行動指針(9Hearts)は創業前につくっているんです。ビジョン、ミッションについては途中でアップデートしていますが、『9Hearts』に関してはずっとそのままです。それは、自分たちがやりたいことや、自分たちがチームとしてインパクトを残したいと思うことは変わらないことだと思いますし、それをやるための法人格は変わらないからです。この法人格を実際に形成していく社員が行動指針に共感していないと、多重人格になってしまうので、全員が意識して仕事を進めています。そのためにも、この『9Hearts』は大切な存在となっています。

―今後はどのような事業を行っていくのか教えてください。

天沼:

メインは今のサービスをお客様に対してより良いものにしていくことが中心となってくるのですが、今後はすでに始めているアクセサリーを含めた周辺アイテムのご提供まで展開したり、レディース版だけではなく、メンズ版や、マタニティー、シニア層といったバリエーションを広げられたりできればいいなと思っています。あとは、海外展開をすることですね。日本のファッションを外国人が知ることもワクワクする体験だと思います。あえてシステムを自社でつくってきたのは、日本にいるスタイリストが海外のお客様のスタイリングをすることも後々できればいいなと思っていたからです。

―最後に、一緒に働きたい人物像を教えてください。

天沼:

文化への共感ができる人ですね。今いる新卒で採用した社員は、ここの会社の文化がいいと思って入ってきてくれていますし、新たな文化を自分たちがつくって広めていきたいとも言ってくれているので、頼もしいと思ったと同時に、こんな人たちと一緒に働きたいとも思いましたね。

―今日はとても濃い時間をありがとうございました!私もワクワクでき、共感できることを探していきたいと思いました。

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Vision-目指す世界

“ワクワク”が空気のようにあたりまえになる世界へ

Mission-約束する行動

発想とITで人々の日常に新しいワクワクを創造する

Value-提供価値

機能的価値

お客様に合ったパーソナルな体験の提供。
人とモノの最適な出会いの提供。
ひとりひとりの時間価値の最大化。

情緒的価値

新しい自分の発見で、日々のワクワクが増える。
新しい出会いで、ライフスタイルが豊かになる。
パーソナライズされた体験による特別感がある。

社会的価値

有意義なことに時間を費やすことができ、人類社会が発展する。
モノとの最適な出会いが、大量消費社会に変革をおこす。
新たな雇用と働き方の最適化により、経済活性をもたらす。

9 Hearts

お客様の感動が第一

提供するサービスはお客様の笑顔をつくるもの。お客様が感動することを常に考え、行動する。

BE POSITIVE, BE ACTIVE

どんな場面であっても取り組みの実現に向けた方法を考える。難しいかもしれない点を考えるのではなく、どうしたらそれが解決できるかを考える。

スピード感を持ち、動く

考えているだけで事は起こせない、スピード感を持って動き、動く中で改善していく。ちょっと変でもいい、完璧じゃなくていい。

発信する個であれ

一人一人がairClosetであるという意識を持ち、自分から考えや想いを積極的に発信し、共有する。

シェアをし、チームも自己も成長する

情報、知識、感じたこと、受けた感動、、どんなことも共有(シェア)をすることでチームの総合力を高める。

失敗を恐れるな

どんな失敗であれ、改善の元となる。失敗したと気づくことは改善点が見えたということ、失敗を恐れず挑戦し続ける。

BE CREATIVE, GET “WOW!”

新しいあたりまえ、感動をつくるためにどんなことにも興味を持ち、常にクリエイティブである。

私たちに障害はない

どんな障害であっても、それが私たちの信じる正しいことのためであればルールを変えてでも乗り越え、達成する。

全力で楽しむ!

サービスを提供する私たちが作り手として全力で楽しむ!楽しんだ分サービスにも想いがこもる。

Company Profile

社名
株式会社エアークローゼット
設立
2014年7月15日
代表者
代表取締役社長 兼 CEO 天沼聰
事業内容
インターネットサービス事業
本社住所
〒107-0062 東京都港区南青山3-1-31 NBF南青山ビル5F
会社URL
https://corp.air-closet.com/

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